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くずかご
ふりがな文庫
“くずかご”の漢字の書き方と例文
語句
割合
屑籠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屑籠
(逆引き)
しばらく考えたあと、かれはその封筒を、手紙ごとめりめりと
裂
(
さ
)
き、もみくちゃにし、さらにすたずたに裂いて
屑籠
(
くずかご
)
に投げこんだ。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
わしは習い覚た冷淡な態度で、そんな手紙に驚きもせず、
極
(
ごく
)
あたり前のことの様に、平然として読み下し、平然として
屑籠
(
くずかご
)
に投げ込んだ。
白髪鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
私がもし第一の芸術家にでもなりきりうる時節が来たならば、この
縷説
(
るせつ
)
は
鶏肋
(
けいろく
)
にも値せぬものとして
屑籠
(
くずかご
)
にでも投じ終わろう。
広津氏に答う
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
くずかご(屑籠)の例文をもっと
(25作品)
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“くずかご”の意味
《名詞》
紙屑などを捨てるための籠や箱。ごみ箱。
(出典:Wiktionary)
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くづかご