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ぎんねず
ふりがな文庫
“ぎんねず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀鼠
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀鼠
(逆引き)
厚くかたまってる黒雲が青空の中を流れていた。馬に乗った百姓たちが
鞭
(
むち
)
を振り上げながら、長い角を生やした
銀鼠
(
ぎんねず
)
色の大きな牛の群れを、荒れ地を横ぎって追いたてていた。
ジャン・クリストフ:12 第十巻 新しき日
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
私は、一番いゝ服(
銀鼠
(
ぎんねず
)
の分で、テムプル先生の御婚禮の時に買つて、あの時以來一度も着なかつた)を手早く着、髮もすぐに
梳
(
と
)
かしつけ、私の唯一つの飾である眞珠の
衿留
(
えりどめ
)
を着けた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
銀鼠
(
ぎんねず
)
の空の色か、巨大な
蜘蛛
(
くも
)
が今
獲
(
え
)
ものをめがけて飛びかかろうとしている様な、奇怪なる樹木達の枝ぶりか、固体の様におし黙って、無限の底に空を映した沼の景色か、それもそうだ。
火星の運河
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
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