“ぎょうかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
凝灰40.0%
行誡40.0%
凝塊20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八ヶ岳の泥流が作りあげた凝灰ぎょうかい質、集塊岩の美事なる累積である。それが甲斐と信濃の境、鳳来附近から、一気に押し寄せて来ているのだから驚く。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
明治の大儒として名声中外に著聞する中村敬宇けいう先生のよりも、天子の師範として近代の書聖と仰がれる長三洲ちょうさんしゅう先生のよりも、近世の大徳として上下の帰依あつ行誡ぎょうかい上人のよりも
疣というのは辞書を引くと、『皮膚上に、筋肉の凝塊ぎょうかいをなして、飯粒ぐらいの大きさに凸起せるもの』とありますが、野呂のは飯粒よりももっと大きい。ゆで小豆あずきぐらいは充分にあります。
ボロ家の春秋 (新字新仮名) / 梅崎春生(著)