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きんぜん
ふりがな文庫
“きんぜん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
欣然
94.3%
忻然
5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欣然
(逆引き)
宋憲は
欣然
(
きんぜん
)
と、武者ぶるいして、馬を飛ばして行ったが、敵の顔良に近づくと、問答にも及ばずその影は、一
抹
(
まつ
)
の赤い霧となってしまった。
三国志:05 臣道の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
工匠
(
こうしょう
)
の家を建つるは労働なり。然りといへども
鑿
(
のみ
)
鉋
(
かんな
)
を手にするもの
欣然
(
きんぜん
)
としてその業を楽しみ時に覚えず
清元
(
きよもと
)
でも口ずさむほどなればその術必ず
拙
(
つたな
)
からず。
一夕
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
きんぜん(欣然)の例文をもっと
(33作品)
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忻然
(逆引き)
同時に君は、
忻然
(
きんぜん
)
として君じしんの意思・主観・個性の全部をポケットの奥ふかくしまいこむだろう。こうして君は巴里の洗礼を受ける。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
忻然
(
きんぜん
)
として「行動の文学」を提唱し、勇躍して満州へ行く悲喜劇的な姿も、結局はこれまでそれ程に作家の生活には世間人並のつきあいがなかったと言うことであり
今日の文学の鳥瞰図
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
きんぜん(忻然)の例文をもっと
(2作品)
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