“きめつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
極附40.0%
極付20.0%
毀滅20.0%
起滅20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「知らん。」と、苦い顔で極附きめつけるように云った。
白金之絵図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
トお政がかさに懸ッて極付きめつけかけたので、文三は狼狽あわてて
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
世界は常に公論ある人類の、永久的生存権を有するに非ざれば、必ず毀滅きめつの時日あるであろう。
上海 (新字新仮名) / 横光利一(著)
その他、あらゆる物事に、差別と平等が時に結び時に離れて、紛然雑然として起滅きめつを繰返しております。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)