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きばさみ
ふりがな文庫
“きばさみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
木鋏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
木鋏
(逆引き)
赤坂の方も定めておかわりもなかるべくと存じ申し候。加藤の伯父さんは相変わらず
木鋏
(
きばさみ
)
が手を放れ申すまじきか。
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
上がって来る時に頭をひどく天井にぶっつけた。葡萄酒瓶の
籠
(
かご
)
をかかえて梯子段を上りきった時には、息が切れてしまうような思いをした。それから
木鋏
(
きばさみ
)
をもって庭へ行った。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
土掻
(
つちかき
)
や、
木鋏
(
きばさみ
)
や、
鋤鍬
(
すきくわ
)
の仕舞われてある物置にお島はいつまでも、めそめそ泣いていて、日の暮にそのまま錠をおろされて、
地鞴
(
じだんだ
)
ふんで泣立てたことも一度や二度ではなかったようである。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
きばさみ(木鋏)の例文をもっと
(9作品)
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