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きったん
ふりがな文庫
“きったん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
契丹
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
契丹
(逆引き)
契丹
(
きったん
)
のまさに亡びんとする時、或る者はその神体が城外へ走るのを見て、おどろき怪しんで早速に参詣すると、神像の全身に汗が流れていたので、いよいよそれを怪しんだが
中国怪奇小説集:10 夷堅志(宋)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
大宋国
(
たいそうこく
)
の北から東の大山脈をさかいとして、その彼方の
蕃地
(
ばんち
)
には
遼
(
りょう
)
(
韃靼
(
だったん
)
のわかれで
契丹
(
きったん
)
ともよぶ)という大国がある。
新・水滸伝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
遼陽の城外に
東京陵
(
トンキンりょう
)
という古陵がある。昔ここに都していた
遼
(
りょう
)
(
契丹
(
きったん
)
)代の陵墓で、周囲には古木がおいしげって、野草のあいだには石馬や石羊の横たわっているのが見いだされる。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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