“きしりね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
軋音50.0%
軌音50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、ふたたび軋音きしりねがして、雑木林が徐々に動くと、洞の口は見えなくなった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
と、其処に鍵を掛け忘れた切戸でもいていたと見えて、ギギーというかすか軌音きしりねと共に、其戸にせなかを持たせかけたまま彼の体は建物の中へまことに自然に辷り込んだ。
人間製造 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)