“がりゅうばい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
臥竜梅66.7%
臥龍梅33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白雲先生へという名題なだいで、実は、臥竜梅がりゅうばいのうつろの中が目的であること申すまでもありません。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「そんなら、それを貰いまして、臥竜梅がりゅうばいと解きます」
軍用鼠 (新字新仮名) / 海野十三(著)
問題の臥竜梅がりゅうばいの下まで廻って来たような姿を認める——追いかけられた独楽の勢いでは、その臥竜梅のこずえへ飛びつきたかったものと見えましたが、その幹のうつろに近づいたかと思うと
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
折よく典竜老師が臥竜梅がりゅうばいの下でほうきを使っていたのを見かけました。
大菩薩峠:34 白雲の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
その頃流行った「一瓢を携えて」亀井戸かめいど臥龍梅がりゅうばいを見、少し廻り道をして、五つ目の羅漢寺に詣で、蠑螺堂の回廊をキャッキャッと騒ぎながら登ったのは、最早夕景近くなってからでした。