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からでっぽう
ふりがな文庫
“からでっぽう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空鉄砲
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空鉄砲
(逆引き)
そこで、
先刻
(
さっき
)
、君と飲倒れたまま遠島申附かった訳だ。——
空鉄砲
(
からでっぽう
)
の
機会
(
きっかけ
)
もなしに、五斗兵衛むっくと起きて、
思入
(
おもいいれ
)
があったがね。
沼夫人
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何でもジョーワニという大砲を
担
(
かつ
)
いで、空砲を打つという曲芸がありまして、その時
空鉄砲
(
からでっぽう
)
の音に驚かされて、奥山の鳩が一羽もいなくなった事がありました。
諸国の玩具:――浅草奥山の草分――
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
又九郎は
汝
(
おの
)
れ斬りやアがったなと
空鉄砲
(
からでっぽう
)
を持って永禪和尚に打って掛るを
引
(
ひ
)
っ
外
(
ぱず
)
して
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
からでっぽう(空鉄砲)の例文をもっと
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