“かめせい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
亀清70.0%
亀清楼20.0%
龜清10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
両国の橋手前はしでまえで電車を下りて、左へ曲って、柳橋を渡って、高山先生の跡に附いて亀清かめせい這入はいった。
青年 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
二日に渡った盛大な催しを柳橋の亀清楼かめせいで催した。
すると、大川と神田川が合流する柳橋の龜清かめせいの石垣の下の静かな波の上に、白いものが浮いているのを見た。私は、欄干らんかんによりかかって、しばらくそれに眺め入った。白いものは、かもめであった。
みやこ鳥 (新字新仮名) / 佐藤垢石(著)