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かへつて
「鵬斎ながき事有之まじく候由気之毒に候。
焚塩すきと
承、よき便あらばと存候へ共、さ候へば
却而邪魔ものなるべし。」
食は麥飯を少々づつ、其外
鷄等格別
膏氣之なきものを食用にいたし、
成丈米抔は勿論五穀を不
レ食樣との事に御座候。肉は
却而膏には不
二相成
一候由。
これは書状に申遣候筈なれども、人を
媒にして申が
却而こたへ宜候哉。私詩をほらせくれよと書肆のぞみ候。
従是可申入之処、
遮而尊書御報に罷成候。
如仰昨日者、さはりなく終日
申承、本望此事に候。短日之故
惜暮計候つ。近日以参可申入候条、抛筆候