“かねうち”の漢字の書き方と例文
語句割合
鉦打100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
猿引・編木師ささらし・恵美須・辻乞・乞胸ごうむね弦指つるさし・盲目で、また八乞食とは、薦僧こもそう鉢坊はちぼう絵説えとき鉦打かねうち・舞々・猿牽さるひき・山守・渡守を云い、次に六道の者というは
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
この派の行者を鉦打かねうちと云う。空也の鉢叩きが瓢箪を叩いたと同様に、遊行派のものは鉦鼓かねたいこを打って人の門に立ち、念仏を申して報謝の手の内に生きるのである。
賤民概説 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
また御霊会の風俗踊りに加わって前棒さきぼうを勤めたのは、田楽法師・鉢叩き・鉦打かねうちにも似通うところがある。
俗法師考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)