“かつよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
濶葉33.3%
羯羊33.3%
闊葉33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今のような裾野となって、富士の登山が一しおよろこばれるのは、絨氈をく緑青の草と、湿分を放散する豊富な濶葉かつよう樹林とにあろう。
不尽の高根 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
僧伽そうぎゃ斯那所撰『菩薩本縁経』二に、月光王の首を乞いに来た老梵志が婆羅門の威力に誇る辞中、瞿曇仙人釈の身上において千の女根を化し、婆私吒ばした仙は帝釈の身を変じて羯羊かつよう形とすとある。
この木は郷里の家以外についぞどこでも見たという記憶がない。近ごろよく喫茶店きっさてんなどの卓上を飾るあの闊葉かつようのゴムの木とは別物である。
試験管 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)