“かたつぱじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
片端100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
道楽者の叔父は、飲んで、飲んで、田舎一般の勘定日なる盆と大晦日の度、片端かたつぱじから田や畑を酒屋に書入れて了つた。残つた田畑は小作に貸して、馬も売つた。
刑余の叔父 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)