“かざんれき”の漢字の書き方と例文
語句割合
火山礫100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ことにも胡桃くるみの木がをひらひらさせ、ひのきやいちいがまっ黒にしげり、しげったかと思うとたちまち西の方の火山が赤黒いしたき、軽石かるいし火山礫かざんれきは空もまっくらになるほど降って来て
イギリス海岸 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
「あすこには熔岩ようがんの層が二つしかない。あとは柔らかな火山灰と火山礫かざんれきの層だ。それにあすこまでは牧場の道も立派にあるから、材料を運ぶことも造作ぞうさない。ぼくは工作隊を申請しよう。」
グスコーブドリの伝記 (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)