“かざりし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
錺師66.7%
飾師33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのほか、鍛冶かじ石工いしく、左官、錺師かざりし経師きょうじなどにいたるまで、天下の工人の代表的な親方はみな腕のきそいどころと一門をすぐって来ていた。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
それから、仏師塗師ぬし、仏師錺師かざりし等いずれも分業者である。
そこらのむしろには、弓師、皮縫工かわぬい飾師かざりしなどが手入れ仕事に他念もない。で、他聞たぶんを避けるお心だろう。爺の左近はそう察しながらいて行った。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)