“かさがけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
笠懸66.7%
笠掛33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どこかの馬場で笠懸かさがけの競技のすえ、芝居酒に時をうつし、洛内の灯を目あてに急ぎ帰って来たものらしく、上皇の御車と知っても、駒を止めそうにもしない。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
笠懸かさがけ流鏑馬やぶさめ犬追物いぬおふもの
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
もとより流鏑馬やぶさめに限ったことはござらぬ、朝廷にては五月五日の騎射、駒牽こまひき左近衛さこんえ右近衛うこんえの荒手結、真手結、帯刀騎射たてわききしゃというような儀式、武家では流鏑馬に犬追物いぬおうもの笠掛かさがけ
大菩薩峠:14 お銀様の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)