笠懸かさがけ)” の例文
どこかの馬場で笠懸かさがけの競技のすえ、芝居酒に時をうつし、洛内の灯を目あてに急ぎ帰って来たものらしく、上皇の御車と知っても、駒を止めそうにもしない。
私本太平記:13 黒白帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
笠懸かさがけ流鏑馬やぶさめ犬追物いぬおふもの
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)