トップ
>
笠懸
>
かさがけ
ふりがな文庫
“
笠懸
(
かさがけ
)” の例文
どこかの馬場で
笠懸
(
かさがけ
)
の競技のすえ、芝居酒に時をうつし、洛内の灯を目あてに急ぎ帰って来たものらしく、上皇の御車と知っても、駒を止めそうにもしない。
私本太平記:13 黒白帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
笠懸
(
かさがけ
)
流鏑馬
(
やぶさめ
)
犬追物
(
いぬおふもの
)
孔雀船
(旧字旧仮名)
/
伊良子清白
(著)
“笠懸”の解説
笠懸(かさがけ)とは、疾走する馬上から的に鏑矢(かぶらや)を放ち的を射る、日本の伝統的な騎射の技術・稽古・儀式・様式のこと。流鏑馬と比較して笠懸はより実戦的で標的も多彩であるため技術的な難度が高いが、格式としては流鏑馬より略式となり、余興的意味合いが強い。流鏑馬、犬追物と並んで騎射三物と称された。現在は笠掛とも表記する。群馬県新田郡笠懸(かさかけ)町(現みどり市)の名は、源頼朝がこの地で笠懸を行ったことに由来するという。
(出典:Wikipedia)
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
懸
常用漢字
中学
部首:⼼
20画
“笠懸”で始まる語句
笠懸射
笠懸山
笠懸蟇目