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かけざら
ふりがな文庫
“かけざら”の漢字の書き方と例文
語句
割合
欠皿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
欠皿
(逆引き)
と言つて、
引手繰
(
ひつたく
)
るやうに皿を受取つた。そしてそれ以後、
縁
(
ふち
)
の欠けない立派な皿を吟味して、二度ともう
欠皿
(
かけざら
)
を出さうとしなかつた。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
牡丹燈籠
(
ぼたんどうろう
)
とかの
活人形
(
いきにんぎょう
)
はその脇にあり。
酒中花
(
しゅちゅうか
)
欠皿
(
かけざら
)
に開いて赤けれども買う人もなくて爺が
煙管
(
きせる
)
しきりに煙を吐く。蓄音機今
音羽屋
(
おとわや
)
の弁天小僧にして向いの壮士腕をまくって
耶蘇教
(
やそきょう
)
を攻撃するあり。
半日ある記
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
かけざら(欠皿)の例文をもっと
(2作品)
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