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かぐう
ふりがな文庫
“かぐう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
仮寓
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仮寓
(逆引き)
僕は父の歿した時、
民顕
(
ミユンヘン
)
の
仮寓
(
かぐう
)
にあつてこのことを
想出
(
おもひだ
)
して、その時の父の顔容を出来るだけおもひ浮べて見ようと努めたことがあつた。
念珠集
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
父の
俊亮
(
しゅんすけ
)
が退学の事情をくわしく書いて朝倉先生に出してくれた手紙の返事が来ると、かれはすぐ上京して先生の大久保の
仮寓
(
かぐう
)
に身をよせた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
田中舘
(
たなかだて
)
先生の肖像を頼む事に関して何かの用向きで、中村
清二
(
せいじ
)
先生の御伴をして、
谷中
(
やなか
)
の奥にその
仮寓
(
かぐう
)
を尋ねて行った。それは多分初夏の頃であったかと思う。
中村彝氏の追憶
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
かぐう(仮寓)の例文をもっと
(22作品)
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