“かぎぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鈎棒80.0%
鉤棒20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
部屋は三十畳も敷ける広さで、藺莚いむしろが敷いてあり、大刀どす、手槍、鈎棒かぎぼうなどが、手を伸ばす所にいくらでも備えてある。
宮本武蔵:06 空の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まるで材木かいのこでも引っぱるように、熊手や鈎棒かぎぼうでわいわいと兵たちが許褚きょちょの体を大地に摺って連れて来たので
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おやおや、へんなことをするわいと、なおも二人が一生懸命、天窓にしがみついてみていると、小男はその鉤棒かぎぼうで高いところにあるメイン・スイッチをひっかけて切ってしまった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)