“かうもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
川本50.0%
膠固50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボーイの顏をにらみつけて、「それでも」のつづきを待つてるらしいその顏つきを見ると、義雄が昔自分の同窓に於いて知つてゐた川本かうもと氏である。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
師門の授受の如きに至りては、膠固かうもとより已に深し。既に自ら是として人非とし、また見ることまれにして怪しむこと多ければ、之を非とせんと欲するも未だかつて縄尺じようしやくそむかず。
文芸鑑賞講座 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)