川本かうもと)” の例文
ボーイの顏をにらみつけて、「それでも」のつづきを待つてるらしいその顏つきを見ると、義雄が昔自分の同窓に於いて知つてゐた川本かうもと氏である。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)