“川本”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かうもと50.0%
かわもと50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ボーイの顏をにらみつけて、「それでも」のつづきを待つてるらしいその顏つきを見ると、義雄が昔自分の同窓に於いて知つてゐた川本かうもと氏である。
泡鳴五部作:05 憑き物 (旧字旧仮名) / 岩野泡鳴(著)
その晩は恐怖に明けて翌る朝、近所の川本かわもとの原に大勢おおぜい避難していると聞いて容子を見に行った戻りに大杉の家を尋ねると、マダ寝ていたが私の声を聞くと起きて来た。
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)