“かわもと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
川本50.0%
河本50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その晩は恐怖に明けて翌る朝、近所の川本かわもとの原に大勢おおぜい避難していると聞いて容子を見に行った戻りに大杉の家を尋ねると、マダ寝ていたが私の声を聞くと起きて来た。
最後の大杉 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
そして、彼はすぐ河本かわもと老人を呼んだ。河本老人は前田家の雑事のために、毎日彼の家へ通ってきている海軍上がりの老人であった。
仮装観桜会 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)