“かうごふ”の漢字の書き方と例文
語句割合
行業100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
庭の松がつるしたる、ほの暗き鐵燈籠かなどうろうの光に檐前のきさきを照らさせて、障子一重の内には振鈴の聲、急がず緩まず、四曼不離の夜毎の行業かうごふに慣れそめてか、まがきの蟲のおどろかん樣も見えず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
十字の繩床じようしやう結跏趺坐けつかふざして唵阿うんあ行業かうごふに夜の白むを知らず。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)