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かうきゝ
ふりがな文庫
“かうきゝ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
香聞
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
香聞
(逆引き)
むかし
観世
(
くわんぜ
)
の家元に
豊和
(
とよかず
)
といつて家の芸は
素
(
もと
)
より、
香聞
(
かうきゝ
)
にも一ぱし聞えた男がゐて、
金春
(
こんぱる
)
流の
某
(
なにがし
)
と仲がよかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かういふ名香になると、
香聞
(
かうきゝ
)
をすると嗅覚が
痺
(
しび
)
れてしまつて暫くは物の役に立たなくなる。ちやうど激しい恋をした
後
(
あと
)
の心の臓に
僧侶
(
ばう
)
さんのお説教が聞えなくなると同じやうなものだ。
茶話:04 大正七(一九一八)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
かうきゝ(香聞)の例文をもっと
(2作品)
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