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かいちょうおん
ふりがな文庫
“かいちょうおん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
海潮音
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海潮音
(逆引き)
覚えず
頭
(
こうべ
)
を垂れた悟浄の耳に、美しい女性的な声——
妙音
(
みょうおん
)
というか、
梵音
(
ぼんおん
)
というか、
海潮音
(
かいちょうおん
)
というか、——が響いてきた。
悟浄出世
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
けれども、下にいた弁信法師の耳には、この時
海潮音
(
かいちょうおん
)
の響がいっぱいで、茂太郎のけたたましい声が入りませんでした。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
小湊
(
こみなと
)
の浜で、
梵音
(
ぼんおん
)
海潮音
(
かいちょうおん
)
を聞かせられたことはあるけれども、彼にはその感激はあるけれども、体得はない。
大菩薩峠:38 農奴の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
かいちょうおん(海潮音)の例文をもっと
(3作品)
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