“おんたいしょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
御大将100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どげんしてでも、十七人の候補者を、全員当選させるごと、御大将おんたいしょうみずから采配を振るらしか。警察は自分の部下と思うちょるし、買収、饗応、脅喝、戸別訪問、自由自在たい。
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
そのうえ若君が、御大将おんたいしょうとおなりあそばして、富士ふじおろしに武田菱たけだびしの旗あげをなされたら、たちまち諸国からこぞってお味方にせさんじてくることは火をみるよりあきらかです
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
とにかく御大将おんたいしょうともあれば、威厳いげんをそこなわないことには、秘術を心得て居る。