“おんじょうじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
園城寺100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妙音院入道相国しょうこく(師長公)、叡山からは良宴法印、行智律師、仙雲律師、覚兼阿闍梨、重円大徳という顔触れ、三井みい園城寺おんじょうじからは道顕僧都、真賢阿闍梨、玄修阿闍梨、円隆阿闍梨
法然行伝 (新字新仮名) / 中里介山(著)
しかも麾下きかには、万余の新軍勢を加え、山門の衆徒三千、さらに園城寺おんじょうじの大衆までをかぞえてみると、義貞すらが
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三井寺は天智天皇の御願寺ごがんじ、その後智証大師がここを伝法灌頂かんじょうの霊所として園城寺おんじょうじを建てた尊い場所である。が、今はもう焼跡しかない。修行の鈴の音も絶え、仏前にそなえる水を汲む人影もない。