“おんかい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御戒33.3%
音諧33.3%
音階33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
この世に何の望みもなくなった女院は、いよいよ出家の決心を固められ、文治元年五月一日に、御戒おんかいの師に、長楽寺の阿証坊あしょうぼうの上人印誓いんせいを選んで髪を切られることになった。
道々私はうたいにくい音諧おんかいを大声で歌ってその友人にきかせました。それが歌えるのは私の気持のいい時に限るのです。我善坊の方へ来たとき私達は一つの面白い事件にぶつかりました。
橡の花 (新字新仮名) / 梶井基次郎(著)
そこでとうとう、ヒフミヨイムナヒ(ドレミの音階おんかい)からはじめて、男先生流に教えた。そうなるとなったで、生徒たちはすっかりよろこんだ。
二十四の瞳 (新字新仮名) / 壺井栄(著)