“おんうで”の漢字の書き方と例文
語句割合
御腕100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
根を掘上げたばかりと思う、見事な蓮根がさく内外うちそと、浄土の逆茂木さかもぎ。勿体ないが、五百羅漢ごひゃくらかん御腕おんうでを、組違えて揃う中に、大笊おおざる慈姑くわいが二杯。
古狢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
「宮の御鎧おんよろひに立つ所の矢七筋ななすぢ御頬先おんほほさき二の御腕おんうで二箇所突かれさせ給ひて、血の流るること滝の如し」
大菩薩峠:05 龍神の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)