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おてんば
ふりがな文庫
“おてんば”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御転婆
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御転婆
(逆引き)
千代子はただ笑いながら、大丈夫よと答えただけであったが、ふと
縁側
(
えんがわ
)
の椅子に腰を掛けている僕を
顧
(
かえり
)
みて、
市
(
いっ
)
さんもそう云う
御転婆
(
おてんば
)
は
嫌
(
きらい
)
でしょうと聞いた。
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「そうさな、まあ
御転婆
(
おてんば
)
な点だけは幾分認めない事もないが——」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「なに趣向も何も有りゃしません、ただその上から飛び下りて見ろと云うんですわ、三つや四つの女の子ですもの、そんな
御転婆
(
おてんば
)
な事が出来るはずがないです」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「あなたはあたしを
御転婆
(
おてんば
)
の馬鹿だと思って
始終
(
しじゅう
)
冷笑しているんです。あなたはあたしを……愛していないんです。つまりあなたはあたしと結婚なさる気が……」
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おてんば(御転婆)の例文をもっと
(3作品)
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“おてんば”の意味
《名詞》
恥じらいやつつしみなどかなく活発な若い女性。
(出典:Wiktionary)