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おちとうふう
ふりがな文庫
“おちとうふう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
越智東風
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
越智東風
(逆引き)
「おやまた御客様だ」と細君は茶の間へ引き下がる。細君と入れ違いに座敷へ
這入
(
はい
)
って来たものは誰かと思ったらご存じの
越智東風
(
おちとうふう
)
君であった。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
「
私
(
わたく
)
しの名は
越智東風
(
おちとうふう
)
ではありません、
越智
(
おち
)
こちですと必ず断りますよ」「妙だね」と
雲井
(
くもい
)
を腹の底まで
呑
(
の
)
み込む。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
座に着くと、いきなり「君、
越智東風
(
おちとうふう
)
の
高輪事件
(
たかなわじけん
)
を聞いたかい」と旅順陥落の号外を知らせに来たほどの勢を示す。「知らん、近頃は
合
(
あ
)
わんから」と主人は
平生
(
いつも
)
の通り陰気である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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