“おしが”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押借66.7%
忍鹿33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
押借おしが騙取かたりの度胸も持合わせず。賭博、相場の器用さなど、夢にも思い及ばぬまま、三日すれば止められぬ乞食根性をそのまま。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ゆうべ末広町の丸井という質屋へ恐ろしい押借おしがりが来たというのである。丸井はそこらでも旧い暖簾のれんの店で、ゆうべ四ツ半(午後十一時)頃に表の戸をたたく者があった。
半七捕物帳:40 異人の首 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
大倭帶日子國押人おほやまとたらしひこくにおしびとの命、葛城のむろ秋津島あきづしまの宮にましまして、天の下治らしめしき。この天皇、姪忍鹿おしが比賣の命に娶ひて、生みませる御子、大吉備おほきび諸進もろすすの命、次に大倭根子日子賦斗邇おほやまとねこひこふとにの命二柱。