“おさなげ”の漢字の書き方と例文
語句割合
幼気100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その返事が何時でも幼気おさなげを失わない、簡単な、世帯しょたい離れをした文句だものだから、馬鹿にするうちにも、どうも坊ちゃんは成人しても仕様がない、困ったものだと云う気になる。
それから (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
老人ろうじんあたまから代助を小僧視してゐるうへに、其返事が何時いつでも幼気おさなげを失はない、簡単な、世帯離しよたいばなれをした文句だものだから、馬鹿ばかにするうちにも、どうも坊ちやんは成人しても仕様がない
それから (新字旧仮名) / 夏目漱石(著)