“おきめ”のいろいろな漢字の書き方と例文

カタカナ：オキメ

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

後にはその御骨を持ち上（のぼ）りなさいました。かくて還り上られて、その老婆を召して、場所を忘れずに見ておいたことを譽めて、置目（おきめ）の老媼（ばば）という名をくださいました。

道柏が暫く思案して進み出た。「若しさやうに御極（おきめ）なされたら、家老一同遁世（とんせい）仕つたでござりませう」と云つた。正虎が「一同それに相違はないか」と云つた。

栗山大膳 (旧字旧仮名) ／森鴎外(著)

この年から、お家で不義を働くと、女は吉原へやって、期限なし給金なしの廓（くるわ）勤めをさせるという御法令（おきめ）になったのだそうですね。

鈴木主水 (新字新仮名) ／久生十蘭(著)

検索の候補