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おきく
ふりがな文庫
“おきく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
於菊
50.0%
阿菊
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
於菊
(逆引き)
その群れの中に、
於菊
(
おきく
)
はいたのである。彼女は、村重が室殿を伴うて脱城した日のすこし前に、これらの人々がいる局の一室に
監禁
(
かんきん
)
されていた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼が
促
(
うなが
)
す目のほうへ官兵衛も眼を向けていた。池の坊を出てすぐの湯町の辻に、
於菊
(
おきく
)
が
佇
(
たたず
)
んで見送っていた。側には、義兄の白銀屋新七がいた。
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「なに。
於菊
(
おきく
)
? ……」と、いぶかしげであったが、官兵衛はなおその眼を大きくみはって、——
黒田如水
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
おきく(於菊)の例文をもっと
(1作品)
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阿菊
(逆引き)
ピエールロッチの名著
阿菊
(
おきく
)
さんの末段は、
能
(
よ
)
く
這般
(
しゃはん
)
の情緒を描き尽し、人をして暗涙を催さしむる力があった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
おきく(阿菊)の例文をもっと
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