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おかたみ
ふりがな文庫
“おかたみ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御形見
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御形見
(逆引き)
その廚子の上には
経文
(
きょうもん
)
と一しょに、
阿弥陀如来
(
あみだにょらい
)
の尊像が一体、端然と
金色
(
こんじき
)
に輝いていました。これは確か
康頼
(
やすより
)
様の、都返りの
御形見
(
おかたみ
)
だとか、伺ったように思っています。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それから一月ほど
御側
(
おそば
)
にいた
後
(
のち
)
、御名残り惜しい思いをしながら、もう一度都へ帰って来ました。「見せばやなわれを思わむ友もがな
磯
(
いそ
)
のとまやの
柴
(
しば
)
の
庵
(
いおり
)
を」——これが
御形見
(
おかたみ
)
に頂いた歌です。
俊寛
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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