“おかがみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御鏡50.0%
鏡餅50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして生のままですぐに折敷おしきの上に取るのだから、巧みを加えずとも自然に御鏡おかがみの形に成るのだが、今日の生活においては、それだけのものを出来上った食物と言えるかどうかが
木綿以前の事 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
古式の鏡餅おかがみを飾った書院造の大玄関へ今しも立現われて来たのは、黒羽二重の紋服に仙台平の袴を折目高く一着に及んだ、五十二三の福々しい恵比須顔。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)