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おかおにたろう
ふりがな文庫
“おかおにたろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
岡鬼太郎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
岡鬼太郎
(逆引き)
それは十一月のなかば過ぎから開場した芝居で、わたしは
松居松葉
(
まついしょうよう
)
、
岡鬼太郎
(
おかおにたろう
)
、
鏑木清方
(
かぶらぎきよかた
)
の諸君と、たしかその四日目を
平土間
(
ひらどま
)
で見物したように記憶している。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
一は記事に過ぎないが一は
渾然
(
こんぜん
)
たる創作である。ここに附記していう。
岡鬼太郎
(
おかおにたろう
)
君は近松の真価は世話物ではなくして時代物であると言われたが、わたくしは岡君の言う所に心服している。
正宗谷崎両氏の批評に答う
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
わたしは松葉君よりも足かけ四年おくれて、明治三十五年の歌舞伎座一月興行に「
金鯱噂高浪
(
こがねのしゃちうわさのたかなみ
)
」という四幕物を上場することになった。これに
就
(
つ
)
いては
岡鬼太郎
(
おかおにたろう
)
君が大いに力がある。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
お正月の
藪入
(
やぶい
)
り連を相手にするのであるから、そういう向きのものでなければ困るという話があったので、
条野採菊
(
じょうのさいぎく
)
翁と
岡鬼太郎
(
おかおにたろう
)
君とわたしの三人が
俄
(
にわ
)
かにそれを引受けることになった。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
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