“おおみおや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大御祖40.0%
大御親40.0%
大神祖20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その頃、国原の水は、水渋そぶ臭く、土濁りして、日のみ子さまのお喰しのしろに叶いません。天の神高天たかま大御祖おおみおや教え給えと祈ろうにも、国中は国低し。山々もまんだ天遠し。
死者の書 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
賽の河原は哀しいそうして真実な俚伝りでんである。この世は賽の河原である。大御親おおみおやの膝下からこの世にやられた一切衆生は、皆賽の河原の子供である。子供は皆小石を積んで日を過す。
地蔵尊 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)