“大御親”の読み方と例文
読み方割合
おおみおや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さいの河原はかなしい而して真実な俚伝りでんである。此世は賽の河原である。大御親おおみおやの膝下から此世にやられた一切衆生は、皆賽の河原の子供である。子供は皆小石を積んで日をすごす。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
賽の河原は哀しいそうして真実な俚伝りでんである。この世は賽の河原である。大御親おおみおやの膝下からこの世にやられた一切衆生は、皆賽の河原の子供である。子供は皆小石を積んで日を過す。
地蔵尊 (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)