“おおどろぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大盗賊50.0%
大盗棒25.0%
大盗人12.5%
大盗坊12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
亜米利加の町にはギャングとかガメンとかいう奴がどこにでも居て昼日中でも強盗や人浚ひとさらいをやらかす。気の弱い奴と見たらピストルで脅威おどかして大盗賊おおどろぼうや密輸入の手先にしちまうから気を附けろ。
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
これが徳川幕府始まって以来の大盗棒おおどろぼうだったに相違ありません。
申せ、つひに人様の物、箸かたし、いがめたことは御座りませぬに、不孝の罰か、夜前やぜん私やあ、大盗人おおどろぼうにあひました
何と驚いただろう。おれがお殿様と言ったのは、この頃都でも名の高い鬼童丸きどうまるという大盗坊おおどろぼうじゃ。お前は一たん奉公すると言ったからには、逃げる訳には行かないぞ。さあ、己と一緒にここで見張り番を
三人兄弟 (新字新仮名) / 菊池寛(著)