“おおつきばんけい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
大槻磐渓80.0%
大槻盤渓20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は彼の文を読んで先生は実に大剛の士であると思ったのです、大槻磐渓おおつきばんけいの『近古史談』というのに、美濃みのいくさに敵大敗して、織田おだ氏の士池田勝三郎
竹乃里人 (新字新仮名) / 伊藤左千夫(著)
一人は秋田の人で、文久ぶんきゅう二年大槻磐渓おおつきばんけい先生の重刻になる『雪華図説』が送られて来た。もう一人は九州の人で『北越雪譜』の七冊ぞろいの大変保存のよい本が幸運にも手に入ったわけである。
語呂の論理 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
江山こうざん洵美じゅんびこれ吾郷わがきょう」〔大槻盤渓おおつきばんけい〕と、身世しんせい誰か吾郷の洵美を謂はざる者ある、青ヶ島や、南洋浩渺こうびょうの間なる一頃の噴火島、爆然轟裂、火光煽々、天日を焼き、石を降らし、灰を散じ