“おうめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青梅96.0%
於梅4.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朝、青梅おうめ街道の入口の飯屋へ行った。熱いお茶を呑んでいると、ドロドロに汚れた労働者が駈け込むように這入って来て
新版 放浪記 (新字新仮名) / 林芙美子(著)
青梅おうめ博労ばくろうさんも話していた。昨日だったか、甲州から来た飛脚屋も、その通り魔に殺されかかったという話だったよ」
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
浜町河岸箱丁殺しの花井於梅おうめが寄席へ出たのはいつ頃だろうか。私の子供の時分(明治末)には、吉沢商会の活動写真(もちろん、今日でいうところの劇映画)へ登場していた。
艶色落語講談鑑賞 (新字新仮名) / 正岡容(著)