“おいざむらい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
老侍50.0%
老士50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
平太夫へいだゆうと申しますわたくしくらいの老侍おいざむらいが、これも同じような藤の枝に御文を結んだのを渡したなり、無言でまた、その扉をぴたりと閉めてしまいました。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
老若まじえて十二人の武士がずらりと室に並んでいた。頬髯ほおひげを生やした厳しい顔、青黛せいたい美しい優男やさおとこ眉間みけんに太刀傷をまざまざと見せた戦場生残りらしい老士おいざむらい
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)