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おあつらえむき
ふりがな文庫
“おあつらえむき”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御誂向
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御誂向
(逆引き)
旅行案内を
放
(
ほう
)
り出して宗近君はずしんと畳を
威嚇
(
おどか
)
して
椽側
(
えんがわ
)
へ出る。椽側には
御誂向
(
おあつらえむき
)
に一脚の
籐
(
と
)
の
椅子
(
いす
)
が、人待ち顔に、しめっぽく
据
(
す
)
えてある。
連𧄍
(
れんぎょう
)
の
疎
(
まばら
)
なる花の間から
隣
(
とな
)
り
家
(
や
)
の座敷が見える。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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