“えびすだいこく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
恵比須大黒60.0%
夷大黒20.0%
戎大黒20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その時は何とも思わなかったが、今この説明を読んで見ると、やはり穴一の系統に属するものらしい。穴一銭と称して両面に恵比須大黒えびすだいこくだの、富士山だのを鋳出いだしたものがあったという。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
上臈貴嬪らは肥満ふとっちょ松風村雨まつかぜむらさめや、痩身やせっぽち夷大黒えびすだいこくや、渋紙面しぶかみづらのベニスの商人や、顔を赤くえどったドミノの道化役者や、七福神や六歌仙や、神主や坊主や赤ゲットや
熊手には宝船、的矢、玉茎、金箱、米俵、お多福面、戎大黒えびすだいこくなどが飾り付けてあるが、これが千差万別で、どれが出船でどれが入船か見たところではさっぱりわからない。
如何なる星の下に (新字新仮名) / 高見順(著)